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イーサリアムの大型ハードフォーク「コンスタンティノープル」がついに実装

イーサリアムのハードフォークとは

まず、イーサリアムにおける「ハードフォーク」についておさらいします。

イーサリアムは、現在はまだ未完成のプロジェクトであることをご存知でしょうか?
イーサリアムは、4段階のハードフォークがそもそも予定されています。
ハードフォークといっても、ビットコインがビットコインとビットコインキャッシュに分裂したのとは違い、機能のアップデートを意味します。
詳しくは以下の通りです。

アップデートの名称 アップデートの時期 大まかな内容
フロンティア 2015年7月 バグの修正
スマートコントラクトについての試験
ホームステッド 2016年2月 マイニング難易度の調整
トランザクションの処理速度改善
メトロポリス(ビザンチウム) 2017年10月 セキュリティ強化・プライバシー強化
POWからPOSへの変更準備
メトロポリス(コンスタンティーノープル) 2019年2月28日予定 トランザクションの処理能力のアップと手数料の改善
マイニング報酬を3ETHから2ETHに変更
セレニティ 未定 POWからPOSに変更
ASICマイナーによるマイニング寡占の改善

 

コンスタンティノープルとは

2018年11月実装予定だったが延期されていた

3つ目のアップデートであるメトロポリス(metropolis)は2部構成になっており、今回延期されたコンスタンティノープル(constantinople)はメトロポリスの後半のアップデートとなります。

元々、2018年11月に実装される予定でしたが、脆弱性が見つかり延期となっていました。

アップデートの内容

このコンスタンチノープルでは、以下のような改善内容が予定されています。

①EIP1052:ネットワーク利用コストの削減

イーサリアム仮想マシンの処理を効率化し、イーサリアムネットワークを利用する際にかかるコストを削減します。

②EIP 145:イーサリアム仮想マシンの計算効率の向上

Bitwise shiftingと呼ばれる効率的な演算方法がイーサリアム仮装マシンに実装され、計算効率が向上します。
これにより、イーサリアムやイーサリアムベースのトークンを送金する際の手数料であるGasを大幅に削減する事ができます。

③EIP1283:Gasの計算方法が変更される

これによってGasコストが削減されます。

④EIP1234:マイナーの報酬を減少

マイナーが承認した際に支払われるブロック報酬を、現在の3ETHから2ETHに削減。

⑤EIP1014:オフチェーン上でのアドレス生成前に取引が可能に

スケーラビリティ問題を解決するために、オフチェーン上でアドレスが生成される前に、アドレスを決めて取引する事が可能になります。

 

また、前回ハードフォーク直前に脆弱性が見つかったことから、今回はその脆弱性を削除するために設計された「Petersberg(ピーターズバーグ)」も同時に実装されることになりました。

 

実装される日程

コンスタンティノープルが実行されるブロック数は7,280,000ブロック
2019年2月28日前後に実装される見込みです。

728,000ブロックまでのカウントダウンを表示しているサイトがあります。
下の写真をクリックしてください。

 

各取引所の対応

イーサリアム保有者は、特に何もする必要はありません。
取引所にイーサリアムを預けいている場合、各取引所が必要な対応をしてくれます。
念の為、少しの間入出金は避けたほうが良いでしょう。

取引所 対応内容
コインチェック ハードフォークの1時間前を目安にETHの入出金を一時停止予定。
bitFlyer 一部期間でETHの入出金(預入・送付)を停止。
停止期間は未発表。
「アルトコイン販売所」でのETH/JPYの売買および、「bitFlyer Lightning」でのETH/BTCの取引は通常通り利用可能。
GMOコイン 受付停止日時:
2019年2月27日
(※イーサリアムのブロックチェーンの状況により変動。)
受付再開日時:
アップグレード後、安全性等を確認した上で案内あり。
DMM.bitcoin 受付停止:2019年3月1日(金)0:00(予定)
受付再開:2019年3月1日(金)8:00(予定)
BTCBOX ETH 入出金停止予定時刻:2019年2月27日 正午12時00分
安全の確認が取れ次第再開する予定。
ETH 取引は通常通り可能。
Zaif ハードフォーク実施前後のイーサリアムの入出金停止の予定はなし。
チェーンのネットワークに問題があると当社が判断した場合、予告なく入出金を停止する可能性あり。