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イーサリアムで予定されていたアップデート、コンスタンティノープルが延期に

アップデート、コンスタンティノープルが延期

2018年10月19日に行われたイーサリアム開発者の会合後、今年の11月に予定されていたアップデートであるコンスタンティノープルが、来年の前半に延期することになりました。
テストネットにて、ブロックの承認(取引の承認)が止まってしまうなどの幾つかのバグは発見され、正常に動作しないことが確認されたためです。
しかし10月30日からプラハで始まるイーサリアムカンファレンスでまた話し合われ、さらに進展があるかもしれません。

アップデートが行われると、イーサリアムのトランザクション(取引)がより早く・より安全になり、また手数料も安くなるなど、ユーザーにとって使いやすくなります。
市場の評価に繋がりやすく、価格に影響する可能性もあります。

 

イーサリアム、4段階のハードフォークを予定

イーサリアムは、現在はまだ未完成のプロジェクトであることをご存知でしょうか?
イーサリアムは、4段階のハードフォークがそもそも予定されています。
ハードフォークといっても、ビットコインがビットコインとビットコインキャッシュに分裂したのとは違い、機能のアップデートを意味します。
詳しくは以下の通りです。

アップデートの名称 アップデートの時期 大まかな内容
フロンティア 2015年7月 バグの修正
スマートコントラクトについての試験
ホームステッド 2016年2月 マイニング難易度の調整
トランザクションの処理速度改善
メトロポリス(ビザンチウム) 2017年10月 セキュリティ強化・プライバシー強化
POWからPOSへの変更準備
メトロポリス(コンスタンティーノープル) 2019年に延期? トランザクションの処理能力のアップと手数料の改善
マイニング報酬を3ETHから2ETHに変更
セレニティ 未定 POWからPOSに変更
ASICマイナーによるマイニング寡占の改善

 

コンスタンティノープルとは

3つ目のアップデートであるメトロポリスは2部構成になっており、今回延期されたコンスタンティノープルはメトロポリスの後半のアップデートとなります。
具体的には5つの改善内容が予定されています。
具体的な内容はかなり難しいため省略しますが、上の表の通り、トランザクション(取引)の処理能力のアップ、また手数料が安価で安定しやすいように改善がなされる予定です。
マイニング報酬を3ETHから2ETHに減額することは最も揉めたようですが、今回の計画に盛り込まれました。

また、今回延期となったことで、セレニティで予定されていたASICマイナーによるマイニング寡占状況を改善する内容が前倒しになる可能性が出てきました。
仮想通貨が非中央集権であることが重要である仮想通貨において、マイニングが一部に集中してしまうことは避けなければなりません。
そのため、このアップデートは非常に重要なものとなります。