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11月15日前後にビットコインキャッシュがハードフォークの予定

ビットコインキャッシュとは?

ビットコインキャッシュは、2017 年 7 月にビットコインからハードフォーク(ビットコインから分裂)したことで生まれた仮想通貨です。
オリジナルのビットコインに比べて、サトシ・ナカモトの論文で提唱されたコイン本来の形に近い為、ビットコインキャッシュこそが真のビットコインであるとの意見が多くあります。
現在、ビットコインは送金速度や手数料の高騰などの問題(スケーラビリティ問題)を抱えています。
そのビットコインの問題を解決するためにハードフォークが行われました。
ビットコインのブロックサイズは 1MB ですが、ビットコインキャッシュは現在 32MB のブロックサイズを有している為、ビットコインと比べ格段に速く、また取引手数料も安く送金することが可能です。
2018 年 5 月になされたアップデートによって、イーサリアムのようにスマートコントラクト機能が実装され、様々な取引サービスのプラットフォームとなることも期待されています。

(参照:ビットコインキャッシュ公式サイト https://www.bitcoincash.org

⻑期的な展望として、コインテキストという電話回線のみでビットコインキャ ッシュを送金できるサービスが 2018 年 3 月に開始され、アフリカなどのネットワークインフラが整っていない地域でも利用しやすい環境が整えられています。

(参照:CoinText https://cointext.io/en/

 

ロジャー・バー氏は、ビットコインキャッシュを支持

ビットコインジーザスと呼ばれるロジャー・バー氏は、2017 年 10 月に自身の ツイッターで「ビットコインキャッシュこそが真のビットコインである」と発言し、ビットコインキャッシュを支持しています。

 

ビットコインキャッシュがアップデートされる予定

ビットコインキャッシュの開発チームであるBitcoin ABCは、この2018年11月15日前後に、ビットコインキャッシュのアップデートを予定しています。
最小トランザクションのデータサイズを100バイトにすることなどが目的で、更に手数料も安くなり、スムーズな取引ができるようになることが見込まれます。

https://www.bitcoinabc.org/2018-08-20-announcing-bitcoin-abc-0-18-0/

(参照:https://www.bitcoincash.org/ja/

 

ハードフォークとは

ハードフォークとは大きく分けて2種類あり、上記のようなアップデートを意味する場合と、分裂し1つの仮想通貨が2つに分かれることを意味する場合とがあります。

上記した「アップデート」も、ハードフォークの一つです。

もう一方の「分裂」は、なぜ起こるのか?
その仮想通貨を開発している幾つかのグループや、マイニンググループなどに、考え方の違いが生じることは珍しくありません。
考え方がどうしてもまとまらない場合は、本体と新たなコインに分裂することがあるのです。

 

ビットコインキャッシュ分裂の可能性

今回のBitcoin ABCが行うアップデートの内容に対して、ビットコインのホワイトペーパーに反すると言う強い反対意見が出ています。

反対意見を持つグループは、BitcionSV (Satoshi Vision)というクライアントを立ち上げ、BitcoinABCのアップデートに対抗すると言っています。

このことから、11月15日付近に行われるハードフォークでは、分裂が起こる可能性があります。

 

ビットコインキャッシュ誕生時は無料で配られた

先述した通り、ビットコインキャッシュは、元々ビットコインから分裂したコインですが、分裂した際はビットコインを所有している数と同じ数のビットコインキャッシュが配られました。

例えば、ビットコインを10BTC所有していた場合。
ビットコインキャッシュが分裂により誕生した際に、ビットコインと同じ数の10BCHが無料で配られたわけです。
誕生当時、ビットコインキャッシュは、1BCH=約555ドル(現在レートで約6万円)の価格が付きましたので、約60万円が無料で貰えたということになります。
今までの過去最高は1BCH=約4091ドル(現在レートで約46万円)まで上がりました。

(参照:CoinMarketCap)

 

SBIバーチャル・カレンシーズが分裂した場合の対応を発表

日本の取引所であるSBIバーチャル・カレンシーズは
「ハードフォークに対する準備を行い、BCH保有者にはその保有量に応じた形で新コインを供給する予定」
とウェブサイト内で発表しました。

(参照:https://www.sbivc.co.jp/topics/

SBIバーチャルカレンシーでは2018年10月現在、仮想通貨の入出金に対応しておらず、ビットコインキャッシュをSBI口座に所有しようとする場合は、SBIに日本円を入金しビットコインキャッシュを購入するしかありません。
仮想通貨の入出金については、2018年度中に実施される予定です。

(出典:2019年3月期第1四半期SBIホールディングス株式会社決算説明会資料より)

 

注意点

今回のハードフォーク(分裂)に備え、SBIバーチャル・カレンシーズで、ビットコインキャッシュを購入する人も出てくるでしょう。
ただしハードフォーク(分裂)が起こる時には、ビットコインキャッシュの価格にも影響が出る可能性があります。
分裂したもう一つのコインを貰えたとしても、必ずしもビットコインキャッシュが誕生した時のような価格が付くとは限りません。
また、他の取引所も対応を検討していると思いますが、止む無く対応内容について変更が生じることもあります。
情報に注視して、ご自身で総合的にご判断ください。

 

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