仮想通貨の知恵袋

セルフGoxとは?

セルフGoxとは

仮想通貨特有の仕様の理解不足により、所有している仮想通貨を紛失してしまう人が少なからずいらっしゃいます。
これを「セルフGox」と呼びます。
2014年2月、当時日本の取引所であったMt.Goxにて、顧客から預かっていた75万BTCが盗まれてしまった事件がありました。
「セルフGox」とは、この事件を語源としています。
では、どのようなセルフGoxがあるか見ていきましょう。

 

1.パスフレーズなどの管理不足

仮想通貨を安全に管理するためには、パスフレーズやプライベートキーなど、ウォレットの鍵となるものをしっかり保管しておく必要があります。
パスフレーズ等を保存しないまま、スマートフォンの故障・紛失・盗難などにあってしまった場合、復元ができなくなります。
また、機種変更を行い、古いスマートフォンを下取りに出すなどで、仮想通貨を紛失してしまうことがあります。

 

2.ペーパーウォレットの紛失

ビットコインなどの一部の仮想通貨は、WEB上でペーパーウォレットを作成し、印刷することで保管することができます。
その印刷されたペーパーウォレットを紛失してしまったり、火事で燃えてしまう、水に濡れて使えなくなるなどの事も起こり得ます。

 

3.送金ミス

イーサリアムをイーサリアムクラシックのアドレスに送金してしまった。
ビットコインをビットコインキャッシュのアドレスに送金してしまった。
など、違う種類のアドレスに送金をしてしまい、取り出すことができなくなってしまう場合です。
現在はアドレスが混同しないようになっていますが、ハードフォークによって誕生した仮想通貨においては注意しなければなりません。

また、送金先を間違えてしまった場合などが考えられます。

 

4.利用していた取引所やウォレットの閉鎖

取引所やウォレットは、どこかの会社や団体、グループが開発・管理しています。
その会社等が業績不振により、そのサービスを終了してしまうことは、当然ながら考えれます。
基本的には、その後のコインの引き出し方について事前に案内がありますが、その処理をしないまま紛失してしまう場合です。

 

5.二段階認証アプリ「GoogleAuthenticator」

主に取引所ですが、ログインする際にセキュリティのため、二段階認証の設定を求められることが多くあります。
その際に多くの方が利用しているのが、GoogleのAuthenticatorです。
Authenticatorは、スマートフォンの機種変更をした際にデータの移行がされず、新しいスマートフォンでの二段階認証の再設定が必要となります。
古いスマートフォンがあれば、二段階認証6桁の番号を確認しログインし、新しいスマートフォンで二段階認証の再登録が可能です。
しかし古いスマートフォンを下取りに出すなどした場合は、二段階認証の6桁の番号を確認することができなるため、必ず二段階認証の設定を行う際に表示される認証コードをメモするなどして、保存しておかなければなりません。
認証コードがわからない場合、取引所に問い合わせをしてログインできるようにしてもらうしかありません。
しかしその際にかなり厳重な本人確認を求められます。日本の取引所であれば何とかなりますが、海外の取引所の場合は英語でのメールのやり取りになり、いつまで経ってもログインできない場合があります。
最悪の場合、取引所に預けたままにしておいた仮想通貨が取り出せなくなる可能性があります。

 

まとめ

以上のようなケースで、時には数百万円、数千万円という単位の仮想通貨を紛失してしまう方がいらっしゃいます。
仮想通貨は自己管理が大原則。
セルフGoxのないよう、仮想通貨の基本的な知識は得るようにしておきましょう。

仮想通貨を安全に管理できる基本的な知識は身につけるようにしましょう。